茶こしの「用」
〜手作業の極〜
 
雪堂さんの急須を語るときに真っ先に思い浮かび上がるのは、とても細かい穴の開いた茶こしです。
 
想像するだけで大変ですが、これはひとつひとつ手作業であけられたものです。茶こしには500個以上の穴があけられており、ひとつ作るのに30分以上の集中した作業が続きます。
 
土が乾きすぎないようにするために、夏場には扇風機や冷房も止めた中での作業になります。
 

 
そして驚くのはその薄さです。急須に取り付けられていると見えないのですが、この茶こしは1ミリほどの厚さしかありません。
 
均一に開けられた細かな茶こしはお茶を淹れる際に茶葉によって水流がとどまることなく流れ、思い描いたお茶を淹れさせてくれます。
これは雪堂さんの急須を一度使うと夢中になる感覚です。
 

 
ぜひお試しになってみてください。

 
 
「雪堂急須展」冊子「SETSUDO × CHACHANOMA」より
 
 
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「雪堂急須展」冊子
「SETSUDO × CHACHANOMA」
 
_ご挨拶
_ご紹介
_淹れ手から見た雪堂さんの急須
_雪堂さんの急須
_朱泥 ~技術を魅せる土~
_茶こしの「用」 ~手作業の極~
_重量「感」 ~重さの感覚~
_仕上げの「美」 ~技術の到る場所~
 
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