仕上げの「美」
〜技術の到る場所〜
 
朱泥の土を扱うためには熟練した轆轤の技術が欠かせません。
水引きで形を作り出し、仕上げの工程で削ることで形を取り出していきます。
 
きめ細かな朱泥の特徴を生かして丁寧に研ぐことで、風景が映り込むような生地を仕上げていきます。
また、筋引きでは轆轤を扱った手の動きがそのまま刻み込まれています。
 
雪堂さんの轆轤の技術を感じることができる仕上げです。一件相反するようですが、ふたつの仕上げは同じ技術の行き着いた先にあります。
丁寧に研ぎ上げられた磨き、積み重ねた時間をそのまま刻み込んだ筋引き。
ふたつの異なる仕上がりの美しさをお楽しみください。
 
 
「雪堂急須展」冊子「SETSUDO × CHACHANOMA」より
 
 
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「雪堂急須展」冊子
「SETSUDO × CHACHANOMA」
 
_ご挨拶
_ご紹介
_淹れ手から見た雪堂さんの急須
_雪堂さんの急須
_朱泥 ~技術を魅せる土~
_茶こしの「用」 ~手作業の極~
_重量「感」 ~重さの感覚~
_仕上げの「美」 ~技術の到る場所~
 
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