個人的におきにいりのお菓子
 
レモンをとじこめた琥珀菓子
 
夏のおたのしみです
 
香りの良いお茶をスッキリあわせて
 
 
 
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茶葉は「睡蓮」6gくらい。
レモンの爽やかな香りを引き立てる「睡蓮」を冷茶で。
 
琥珀菓子に合わせるお茶のポイントは”火香”をださないこと。火香はお茶の仕上げの時につく香ばしい香り、これが出てしまうと琥珀の寒天のもつ天草の香りを拾ってしまうので、今回はあくまでレモンにあわせて、ということでちょっと”洗茶”を。
まずは茶葉に熱湯100ccくらいを静かに注ぎ、すぐに出します。この工程が洗茶です。サッとお湯を潜らせるイメージ(もちろん出したお茶はお飲みいただいて)
 
あとは茶葉に少量冷水30ccをさして3分ほど。そこに氷を100gほど。5分まったら冷やした器に。次煎は熱湯でさっと出しても。
 
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□ 煎茶「睡蓮」
静岡県の安倍川西側、丸子一帯でのみ作られている近藤早生という珍しい品種。水気を多くふくんだような芳しい甘い香りが特徴です。
 
◇ 品種:印雑(近藤早生)
◇ 採取:手摘み・ハサミ
◇ 産地:静岡市駿河区
◇つくり:蒸し
 
◆ Suiren
◆ Tea cultivars: Inzatsu
◆ Picking:Hand.Machine picking 
◆ Tea grown region:Shizuoka
◆ Type:Sencha
 
「睡蓮」WEBPAGE
https://chachanoma.com/tea/suiren/
 
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□ あわせもの:永楽屋さんの「琥珀 レモンの雫」
上品な香りと甘さが楽しめる大好きなお菓子です。繊細な香味は煎茶との相性もぴったりです。
 
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*ご紹介した淹れ方は当店で扱う煎茶を基準とさせていただいております。使用する茶葉に合わせてご調整ください。
 
 
 
ヤマグチ