昨年ご紹介したちょっと珍しい桃「蟠桃(ばんとう)」
 
今年も旬の時期となりました
 
こちらの桃は中国原産の原種に近い桃で、座布団のような形をしています
 
仙人が住むとされる山には桃の実がなる桃源郷があり、そこで成る不老長寿をもたらす果実がこの「蟠桃」、西遊記で孫悟空が盗み食べて不老不死になったのもこの桃だとか
 


 
そんな物語を感じる桃には、深い余韻を楽しめる熟成茶の「連花」を
 
古の時の流れと桃の甘い香り、お茶の余韻があわさってゆったりとしたお茶の時間となりました
 
 
 
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茶葉は「連花」5g。熱湯100ccを注いで30秒ほど。氷(100g)をいれたセカンドポットに淹れ、お茶で氷を溶かすようにくるくるポットを回してなじませます。後は冷やしたグラスに注いでお楽しみください。
桃の香りにあわせて連花の甘い香りを最大限にだしたいので茶葉はしっかりと開かせて。桃のえぐみを拾ってしまいそうな渋みはなるべくださないように茶葉の量は少量で急須の傾けはゆっくりと丁寧に。
 
一煎めを淹れた時点での茶葉の開きは80%くらい。
二煎めは100ccの熱湯でさっと。
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□煎茶「連花」
香駿らしい華やかな香りを持ちつつ、穏やかでどっしりとした余韻が特徴のお茶です。2014年に摘採されたお茶を熟成させた香駿「連花」です。とても出来が良く大切に販売したいなと思い、より味わいを引きだすためにお茶を寝かせることにしました。 名前の通りいくつものかおりが連なって行くような印象があります。
 
◇ 品種:香駿
◇ 採取:ハサミ
◇ 産地:浜松市天竜区
◇茶種:煎茶
 
「連花」WEBPAGE
https://chachanoma-shop.jp/SHOP/301-0051.html
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*あわせもの:豊洲市場さんの「蟠桃」
すっきりとした甘い香りがとても印象的。水々しい甘みの中に力強くも優しい桃の香りが口の中で余韻としていつまでも気持ちよく残る、そんな桃でした。
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*ご紹介した淹れ方は当店で扱う煎茶を基準とさせていただいております。使用する茶葉に合わせてご調整ください。
 
 
 
ヤマグチ
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