茶茶の間 Blog

 
摘んだ茶葉をいれる籠「ビク」がいっぱいになる目安だそうです
大ベテランさんが摘んで、だいたいビク1個分摘むのに1時間強

 
今回の「青い鳥」の茶摘みも、製茶する機械を回す為に必要な量になるまでには、十数人の茶摘みさんが早朝から午後まで摘みつづけてようやくとなります

 
特に自然仕立ての茶園は、生い茂るなかから新芽を探して摘む作業になるので、枝を一本つまんで下から螺旋状にでている新芽を吟味しながら摘んでいきます

 
下から上まで、ずーっと中腰で行わなければいけない作業
熱い日差しの中、延々とも思われるよう時間

 
「いまここで摘んでるお茶が、東京の人に美味しいって飲んでもらってるのは、なんだか嬉しいわね」

 
そう言ってくださった方に、そうなんです。毎年人気で無くなっちゃうんですよと伝えたら

 
「あらそうなの？じゃあ早く摘まなきゃねぇ」とにっこり

 
お店で淹れている茶葉のひとつひとつが、沢山の人を通して目の前にある

 
それを自分はどのくらい理解できていただろうか

 
全然満杯にならない自分のビクを横目に

 
「…お茶ってすごいなぁ…」

 
そんな独り言を空にむかってつぶやきました

 
季節毎におすすめのお茶を使い、お作りしている「茶茶の間の煎茶くっきー」
希少な茶葉を贅沢に使用した味わいは、他には無いとご好評いただいております
　　
 　
風薫る5月のクッキーは「煎茶 あまかほり」
キレのある渋みと爽快な香りの余韻に特徴があるお茶です
　　
今の季節にぴったりの、優しい甘さとスッキリとした余韻の一品に仕上がりました

 　　　
一枚食べていく度に、繊細な香りの余韻が積み重なって
まるで煎を重ねたお茶を楽しんでいるかの様な感覚に…
　　　
ぜひお試しください^^

 　　　　　　
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煎茶 あまかほりくっきー　20枚　324円(税別)
 　
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＊お茶と煎茶クッキーのセットもご用意しております↓

 
【風薫る季節を楽しむお茶せっと : 2016】
　　　　　
・「桃源郷」と「天薫」 　　　3500円(税別)
　　　　　
・「桃源郷」と「クッキー」 　2300円(税別)
　　　　　
・「天薫」と「クッキー」 　1800円(税別)
　　　　　
・「桃源郷」と「天薫」と「クッキー」3550円(税別)
　
 　　　　
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写真は先日摘み取られた「青い鳥」の一場面
生産者である佳輝さんが、茶摘みの皆さんに摘み取る葉についてお話しているところです

 　　　　　　
ただ新芽を採れば良い。という訳ではなく、作りたいお茶に適した新芽のみを摘み取ってもらう為に、ひとつひとつ丁寧に説明していきます
　
 　　　　　
「「手摘み」だから美味しいのではなくて、「手摘み」じゃないとつくれないお茶があるんだ。それを勘違いしないでね」
　　　　　　
店主に言われた言葉が思い出されました

 　　　　　　
手摘みのお茶には、「だから」ではなく「じゃないと」つくれないお茶
そんな作り手の方達の想いがつまっています